すぴんおふ『とりろじ〜』

投資助言業をやってるトリロジーの面々が密かに楽しむ為のブログ。罰ゲームとも言う( ̄▽ ̄;)

守破離の心

守破離とは武道や茶道、いわゆる『道』における在り方を現した言葉です。

守破離の言葉をは、室町時代に「能」を育て上げた観阿弥世阿弥親子だと言われています。

その道を極める為の段階を示した言葉で、そのステップは   守・破・離

三つの段階に分けられます。

 

…ひたすら教えを守り、学ぶ段階
…教えの言葉から抜け出し、真意を会得する段階
…型に一切とらわれず、自在の境地にいたる段階

 

の段階は、ひたすら師の教えを守っていきます。師の行動を見習って、師の行動を

自分のものへとします。そのうち師から「疑問を感じたら、私に頼ることなく自分自身で

解決するんだ」などと言われるようになると守の段階は終了、次の段階へと進む事になります。

 

の段階は、既存の概念を破る事です。疑問解決の為に、師の教えを守るだけではなく

独自の工夫を重ね、師の教えにはなかった方法などを試していきます。

意識的に師の教えを崩し、発展独自の方法を築き上げていく事になります。

 

最終段階のでは、この境地まで達すると、師のもとを離れていきます。
「一切のこだわりを捨て、自由に、思うままに考え、自然に身を置いて行えば、

言わば合理の極致としておのずから至芸の境地に至る」
「道」を学ぶ者ならば、離の段階に入っていかねばなりません。

 

私達がチャレンジしているのは、トレードの道であり、投資の道、お金の道です。

ただうまくいっている人の外側だけを真似る。
手法だけを学びトレードする。


しかし、それだけでは近い将来必ずうまくいかなくなります。
なぜなら、本質を理解できていず、真似は応用が利かないからです。


おわかりだと思いますが、そんな甘い世界ではありませんね。

至芸の境地 とまではいかずとも、

本質を理解し使える知識と技術を身につけることです。

いい師匠を見つけしっかりステップ踏んでいきましょう。